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2026年版:AIリアルタイム翻訳ツール12選——対応言語・遅延・料金を比較

2026/10/13

AIリアルタイム翻訳ツールとは

話者が話している最中に音声を受け取り、文字起こし・翻訳・字幕または合成音声出力までをほぼリアルタイムで行うソフトウェアを指す。一般的な構成は「音声認識→機械翻訳→テキスト読み上げ(TTS)」の3段階パイプラインだ。字幕出力はウェビナー向き、音声出力は双方向通話向きとされる。

MarkTechPostは2026年10月時点の公式製品ページ・価格ページ・ドキュメントをもとに12ツールを調査・整理した。以下、用途別にまとめる。


双方向通話・開発者API向け

1. Palabra.ai

双方向の音声to音声翻訳に自動ボイスクローニングと字幕を組み合わせたサービス。公式サイトによると遅延は1秒未満と主張しており、WebRTCおよびWebSocket APIを提供する。APIの音声to音声は1分あたり0.04ドル、Meetingsプランは月60ドルからとされている。

2. Gemini Live Translate(Google)

GoogleのGemini 3.5ベースのリアルタイム翻訳機能で、70言語以上に対応し、イントネーションやペーシングを保持すると同社は説明している。出力は話者より数秒遅れるという。Google翻訳アプリでヘッドフォンさえあれば使用可能で、Gemini Live APIのプレビューとしても提供されている。

3. Apple Live Translation

AirPodsを通じて翻訳音声を再生する機能で、完全にオンデバイスで動作する点が特徴。対応言語は10バリアントで、iOS 26上のApple Intelligence対応iPhoneと最新世代のAirPodsが必要とされる。


会議プラットフォーム統合型

4. DeepL Voice

DeepL VoiceはTeams・Zoom・Google Meetに対応し、40言語以上を音声と字幕に翻訳する。通話終了時に会議データは削除されるとDeepLは説明している。DeepL Proプランにはユーザーあたり月30分のVoice利用分が含まれる。

5. Microsoft Teams 通訳エージェント

Microsoft 365のCopilotエージェントとして動作し、任意で音声シミュレーションも選択できる。管理者向けドキュメントでは9言語、サポートページでは10言語と記載に差異がある。Copilotライセンスにはユーザーあたり月20時間分が含まれると報告されている。

6. JotMe

Zoom・Teams・Meet・Webexの音声をボットなしでキャプチャする点が特徴。翻訳対象言語は200以上(ファストモードでは13言語)。Pro版は年払いで月10ドルとされる。

7. Talo

会議にAIボットを参加させ、60言語以上で翻訳音声と字幕を提供する。Zoom・Google Meet・Teamsおよびapi連携に対応。Pro版は年払いで月80ドル(月400分)とされている。


イベント・ウェビナー向け

8. Wordly

カンファレンス向けAI通訳サービスで、3,000以上の言語ペアに対応すると公式FAQは説明している。音声は各文が終わった後に再生されるという。パッケージは10時間あたり約1,500ドルからと記載されている。

9. Interprefy

AI字幕・音声と人間の通訳者を組み合わせたハイブリッドサービス。ナレッジベースによると82言語を完全サポートしているとされる。「Interprefy Now」は参加者のスマートフォンを受信機として活用する機能で、価格は見積もり対応。

10. KUDO

AI音声翻訳器(77言語、1会議あたり最大32言語)と12,000人以上の人間の通訳者を組み合わせたプラットフォーム。価格は見積もり対応。

11. Boostlingo

医療・法律・イベント分野を主なターゲットとし、130言語以上のAI翻訳を人間の通訳者がバックアップする構成。AIの精度は90〜98%と同社は主張しており、HIPAA準拠も謳っている。価格は見積もり対応。

12. Maestra Live

Zoom・Meet・Teams・OBS・vMixに対応し、125言語以上でライブ字幕・翻訳・ダビングを提供。Premiumは月79ドル、ダビングは月159ドルからと公式ページに記載されている。


比較まとめ

ツール主な用途対応言語(各社発表値)出力形式公開価格
Palabra.ai双方向通話・API60以上音声(ボイスクローン)+字幕API 0.04ドル/分、Meetingsは月60ドルから
Google Live Translate旅行・開発者70以上音声非公開
Apple Live Translation対面・プライベート10バリアント音声+文字起こし追加料金なし
DeepL Voice会議40以上音声+字幕Proに月30分含む
Teams InterpreterMicrosoft 365環境9言語(管理ドキュメント)音声(シミュレーション)Copilotライセンスで月20時間
JotMe個人・ボット不要200以上(ファストモード13)字幕Pro 月10ドル(年払い)
Talo日常会議60以上音声+字幕Pro 月80ドル(年払い・400分)
Wordlyカンファレンス3,000以上のペア字幕+AI音声10時間約1,500ドル
Interprefy大規模会議・ハイブリッド82音声+字幕+人間通訳見積もり
KUDONGO・企業イベント77音声+字幕+人間通訳見積もり
Boostlingo医療・法律130以上字幕+AI音声+人間通訳見積もり
Maestra Liveライブ+収録制作125以上字幕・翻訳・ダビングPremium 月79ドル

各ツールの対応言語数は各社の公表値であり、定義や計測方法が異なる点に注意が必要だ。JotMeは翻訳ターゲット数、Appleはバリアント数、Wordlyはペア数を基準としており、単純比較はできない。また記載価格はMarkTechPostが2026年10月12日時点の公式ページを確認したものとされている。


出典: Top 12 AI Live Translation Tools in 2026: Latency, Languages, Pricing