Instagramの責任者であるAdam Mosseriによると、Instagramのビデオ投稿は全てリールに統一されることになると発表しました。
ビデオフォーマットをリールに同一
Instagramには現在4つのビデオ形式があります。
- Reels
- Story
- Video(2021年にIGTVとフィールドビデオが統合されました)
- Lives
これらが1つのフォーマットに統一されることになります。
新しいリールでは、プロフィールの真ん中にリールが入るようです。
この改善は、Instagramに載せるビデオが全てリールのようにするという意味ではなくて、それぞれ別々に実装されていたビデオ編集の機能がありましたが、全てのツールにアクセス出来るという意味です。
つまり、Instagramの動画フォーマットは1つだけとなり、それはReelsになります。
注)親会社のmetaの情報によれば、この変更前に投稿された動画は、そのまま動画として残り、リールにはならないそうですが、別のタブに終了されるかどうかは不明です。
リール・テンプレート
色々なビデオ・フォーマットがリールに統一されるだけではなく、このリールがパワーアップされることになります。その一つがテンプレートです。テンプレートを使うと簡単に写真から動画が作れるようになるそうです。
Reelsタブでカメラをタップすると、一番下にテンプレートオプションがあり、さまざまなReelsのアイデアがたくさん表示されます。
誰かが作ったフォーマットや構成から、インスピレーションを受けたり、心に響いたりしたものを使って、すばやく簡単に、自分のコンテンツを盛り込んだリールを作ることができるのです。
リミックス
2つ目は、リミックスに関するさまざまな改善です。
写真はInstagramにとって非常に重要なので、私が特に楽しみにしているのは、写真からリールリミックスを作成できるようになったことです。
ビデオのリミックスも強化されました。左右にビデオを並べることも可能になります。
ピクチャーin ピクチャーやグリーンスクリーンや上下や左右に配置も出来るようになります。
また、動画の最後に動画を追加する機能、つまりアペンドも、リミックスの1つの方法です。
デュアルカメラ
そして最後に、最近の携帯電話に搭載されているすべてのカメラを活用するために、デュアルカメラを搭載しました。
スマホのインカメラ、アウトカメラを同時に撮影出来る様な映像が紹介されています。
今後のビデオ戦略は?
今回のアップデートは動画に関してかなり大きいものですが、動画は全部リールになるのでしょうか?
いいえ、ビデオフォーマットが統一されだけで、ストーリーやインスタライブが無くなるわけではありません。
- Instagram Stories:24時間で消える15秒に分割された動画
- Instagram Lives:リアルタイムでストリーミング出来る動画配信です。最大4時間行えます
- Instagram Reels:最大15分の動画です
これらの位置は今まで通りと思われます。
新たなアップデートには批判も多い
今回のアップデートは批判も多く、Twitterで即時反応をしています。
このビデオによれば、(上のインスタのビデオと表情を見比べてみて下さい!)
- フルスクリーンのバージョンを観ているとしたら、それはテストであり、まだ余り良くはない
- 写真はサポートし続けるけれど、世の中はドンドン動画に移行しているしInstagramも動画の利用が増えている
- レコメンデーション機能はフォローしていないユーザーに対してnstagramで新しいもの、面白いものを発見するのを助けることであり、あなたが存在することさえ知らないにも表示される可能性がある
- レコメンデーション機能はオフにも出来るし最大1ヶ月スヌーズ出来る
- レコメンデーション機能はより多くのフォロワーを増やすのに役に立つ
とのことです。
世界は急速に変化しており、私たちもそれに合わせて変化していかなければならないので、私たちも進化していかなければならないと思っています
と語っています。
参考:InstagramはTikTokのような機能にたいして苦情が相次ぐ
参考:Change.org Make Instagram Instagram Again
参考:illumitatiのインスタグラム