ブログで検索上位を狙うための戦略 ワードプレス版 2022

WordPress SEO

WordPress SEOを成功させるための理論から実践までまとめました。

WordPressで上位を狙うということとは?

多くの方がいつかは検索上位に載るだろうと、そのまま記事を定期的に書いています。せっかくワードプレスでサイトを作ったのに、残念ですね。

ちょっとした説明ぐらいでは、なかなか理解出来ない検索上位に向かうための戦略を解説します。ぜひこの記事をよく読んで一緒に検索上位を狙い成功しましょう!

誰でも検索上位にランキングしたいと思っています。ですから、検索エンジンとサイト運営者は常にイタチごっこです。つまりGoogleはより良いサイトを上位へ、検索者が必要な情報を上位へ載せるアルゴリズムを開発しています。

その反面、サイト運営者はGoogleのアルゴリズムを解析して、そのクセを見抜いて検索上位となるようにサイトを構成します。もちろんこうして上位に上がったサイトが真の意味で価値があれば問題ないのですが、必ずしもそうではないのです。

だからGoogleは定期的にアルゴリズムを大幅に変えて、スパム行為を行うサイトを排除しようとします。

検索エンジン対策は、下手なスパム対策は行わないで、良い情報を地道に載せていくべきだと提案する人もいます。

Googleも優良サイトが正しくGoogleに提供されるように様々なツールを提供しています。どのようにサイトを作れば良いのか、どのような構造にすれば良いのかなども公式に発表しています。

現在のSEOの基本は、このGoogleの提唱する手法に則って正しく情報発信が出来る様にすることが第一です。

Squarely SEOで記事を効果的にリライトしてランクアップする方法

SEOロードマップ

正しいウェブサイトの構造でGoogleに正しく情報を送信するには

現在では多くのサイト運営にCMSが使われています。CMSとはコンテンツ管理システムのことで、Wordpressはこの一種です。ブログも人の目で見て良いと言うだけではなく、検索エンジン側から良いサイトにするには、コードレベルで調整する必要があります。

これは大変な作業になりますが、ワードプレスの場合はプラグインを入れれば、すぐに対応することが出来ます。プラグインはワードプレスの基本機能だけでは行えない、XMLサイトマップを作り、サイトが更新されるとGoogleに通知する仕組みなどの機能を追加してくれます。

その他、タイトル、キーワード、概要など、サイトには見えない、コード上に書かれる部分の変更などが行えます。SEO上、重要な意味を持ちますので、正しく設定することが肝となります。

Googleにサイトマップを登録する方法をご参照ください。

サイト設計とコンテンツ

それでは、早速記事を書き始めて、SEO上重要な部分を説明したいところですが、ニュースサイトなどを運営するのでない限り、はじめにどんなサイトにするのか設計図を作っておくべきだと思います。

ページは多ければ多いほど良いと思われがちですが、必ずしも正しくありません。

100個のメニューがある美味しくないレストランより、3つしかメニューが無いけれど美味しいレストランだったら、どちらに行きますか?これと同じように、内容の薄いページを量産しても、あまり意味が無いのです。

ユーザーは、正確で、より詳しく、分かりやすいサイトが良いはずです。そしてそこに必要な情報が載っていることが求められています。

たくさんページを作れば、いつの日か検索の上位に登ってくるだろうって思いたいです。現在ではサイト全体では無く、情報のあるページに直接アクセスされるので、検索トップを目指すなら、キーワードに対し最も素晴らしい必要があるのです。

もし自分が検索したら、どんなページを始めに見たいでしょうか?

たとえば、新しいエアコンを購入したいと思います。

「エアコン」とだけ入力して検索するでしょうか?

そして一番初めに出てきた商品を買いますか?

普通は、「エアコン 省エネ 2022」のような感じで検索しますよね。

今一番省エネのエアコンは何か知りたいのであれば、「エアコン 激安 工事費無料」といった形で価格が安いものを探すと思います。

ですので、どんな言葉が一緒検索するかを考える必要があります。ページにその言葉が一つもなければ、その言葉で検索される可能性は低くなると思います。

まず行うことは、自分のサイトがどんな言葉で検索されるべきなのか、出来るだけ多くの単語を書き出しましょう。

検索キーワードは、どんな言葉で検索されるか?ということです。

最近はGoogleも進化していて、類義語も同時に検索対象になります。

「格安」と「激安」は、どちらも価格が安いこと探す時に使われる言葉ですが、同義語として、相互に検索結果に反映されるようです。

しかし、同義語も類義語もサイトに含まれている方が良いです。

なぜかというと、これらの類義語の密度を通じて、そのサイトがどんなサイトか測る指標にしています。

多機能、性能、スペックという言葉があれば、このページは性能面に詳しいサイトと判断していくようになっています。

言葉の使い方なども意図的に使い分けることで、このページがどんなことについて書かれているページなのかを明確にしていくことが出来ます。

これはLSI(Latent Semantic Indexing)と呼ばれ単語同士の関連性からコンテンツの内容を読み解く技術です。キーワードの質を確保できます。

総ページ数はどのくらいが良いでしょうか?

少なくとも30ページは必要と言われています。

まずは30ページ以上作る予定で、それらのページがどんなことが載っているのか想定してみましょう。

ページにはサイト内の別のページをリンクすると良いとされています。これを内部リンクと言いますが、これを各ページに数個作るようにします。

たとえば、ノートパソコンのページであれば、CPUの紹介のページとかベンチマークの指標とか用語の解説などのページを作りをリンクしていくという形になるかと思います。

このように記事同士をリンクすることで内部リンクを自然に増やすことが出来ます。

しかしこのページ同士のリンクも戦略的に行うことが必要です。ページ同士のリンクもコンテンツ測定に活かされているからです。

これらのリンクされたページから、そのページがどんなページなのかと、より正確に把握されていきます。

つまりノートパソコンのページにCPUやベンチマークのページがリンクされていれば、価格よりも性能についてのページであると判断されやすくなります。

さらに効果的にこの構造が見えるように設計する必要があります。

まず中心となる記事を作り、そこから派生する記事をいくつか作ります。

この中心となる記事をピラーページと呼ばれ、このページが検索上位に上がることを期待します。

このピラーページは柱となるページで、包括的に広く浅い内容になります。このページからリンクされたページが各トピックのより詳しい内容を書きます。

このときのリンクの仕方が大変重要です。

ノートパソコンのピラーページに対してCPUのことを詳しく書いたページのリンクは、「CPUのより詳しいことはこちらへ」とするかもしれません。その際「こちら」にリンクを張ることが多かったかと思います。

このように要望される方も多いのですが、リンク先の内容が「こちら」であると判断されてしまいます。これではクラスターページの意味が無くなってしまいます。このような場合は、「CPU」にリンクするか、その文章全部をリンクするようにします。

ボタンや画像に対してのリンクも同様で、すべて同じ言葉(「ここをクリック」のような言葉)でリンクしないように注意して下さい。

このように、一つのピラーページに対して、記事群を作る形でコンテンツを設計していきます。

マインドマップ

この設計にはマインドマップを使うのが最も適していると思います。マインドマップは大テーマに対して、中テーマをいくつか配置して、さらにその中テーマに派生して出来る項目を作っていけます。全体も視覚化でき、修正などを加えるのも簡単です。このページがどこに所属するのが最も適切か検討するのに便利です。

闇雲に内部リンクを配置するより、明確にクラスタリングすることが大切です。

サイトの設計がカッチリ出来ていれば、検索エンジン側が理解されやすいコンテンツとなります。

このようにサイトの設計を行い記事を書き始めると、後々のサイトの修正に対しても大変強力ですので、ぜひマインドマップを使って設計してみて下さい。

マインドマップを作るアプリもありますが、手で書いても全く問題ありません。

Xmindを使ってマインドマップを作った具体例

このように明確に記事をクラスタリングするようにリンクして下さい。たくさん内部リンクした方が良いからと、網の目のようにリンクしない方が良いと思います。(現状は、、、)

アクセスの一番高いページをターゲットにします

クラスターの中心となるピラーページが良いでしょう

ロングテールキーワードでトップ10に入ったら、取りあえず終了にして他のページの修正に力を掛けます。

4つのキーワードでトップ10に入ったから、3つに減らしてトップ10を目指すとかはしない方が良いと思います。戦略が変わってくるからです。

レストランで言えば看板商品で人を集めて、その他のメニューも食べてもらうと言う感じです。たくさん人が集まっているから、さらに人が集まるというのと一緒で、全体的に少しづつ底上げするよりは、目玉商品を作った方が効果が出やすいでしょう。

何か一つの記事でトップ10になって行けば、だんだんコツをつかんで他の記事にも活かせると思います。

見直しを続けて、新しい記事にするかどうか?

上記のエアコンの例のように2022年の記事は2023年になったらどうすれば良いでしょうか?

ユーザーは常に最新か、今の情報を求めています。2023年になったら2022年の記事は古いと思いますよね。

2023年の新しい記事を作って、最新の内容を書くとします。しかしこのページはSEO的には0からスタートです。せっかく2022年の時には上位ランクしていたのに最初からやり直しになってしまうのは大変もったいないですよね。

または、タイトルを2023年に変更して、2023年の内容に変更する。URLも2022となっているので2023に変更します。

この時に有効なのは、古いページを301リダイレクトという方法で、前のページを新しいページにリダイレクトする方法です。このやり方ではSEOスコアが新しいページに移転されるので、SEO的に大変有効です。

これはSEOプラグインで行える機能ですので、このような状況の場合ぜひ使って下さい。

さらなるSEOテクニックを目指したい方は

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