滞在時間を増やしたい!いくつかの方法

Google Analyticsを使っていると出てくる指標に「滞在時間」があります。どうもこの滞在時間が、サイトが有意義であったかどうかの指標として使われているのではないかと考えられます。

Google Analyticsをサイトにインストールすることによって、Googleにサイトのアクセス状況の情報を渡してしまうことになるので、こういった内部情報をまでかってに知られてしまいます。Analyticsで表示されていないデータも密かに取得されているかも知れません。

では、Googleに都合の悪い情報まで見られてしまうなら、Analyticsを外した方が良いのかと思うかも知れません。現在のところ、入れて置いた方が良いと考えられています。

やはりこれらの指標がサイトの向上に役に立ちますし、指標が良くなれば、Googleの検索結果にもよく反映されるだろうと考えられます。何らかのアクセス解析をしてその指標を上げることが重要ですが、他社ツールであれば、それが反映されるかどうかは分かりません。しかしGoogle Analyticsであれば、少なくとも何らかの影響があると思われます。

滞在時間を上げる要因は?

滞在を増やすには一体どうすれば良いのでしょうか?正統派の方法がいくつかあります。

文章を長くする

単純に考えれば、文章を長くすることです。
文章が長ければ、読む時間がかかりますので、滞在時間が長くなるでしょう。

次に行うのは、読みやすくすることです。
大量の文字だけですと、はじめから読む気がなくなります。

そのため、

  • 適度に改行する
  • H2タグなどを使い見出しを適度に付ける
  • 太文字などを適度に使い、重要なところを見てもらいやすくする
  • 1センテンスの長さを出来るだけ短くする
  • わかりにくい表現を減らす

など文章の装飾や文体の調整などを行うのは手っ取り早く改善できます。

文章を長くすると、前置きなども長くなりがちですし、読者が早く知りたい部分が見つかりにくくなります。
そういったところを文章の編集で改善することが出来るでしょう。

視覚的に変化を付ける

さらに視覚的な面を強化するのが良いです。

  • 一定文字ごとに写真や図を入れる
  • 動画を入れる

Googleは1つの記事に1つの画像を入れることを奨励しています。500字程度に1つの画像を入れることも良いとも言われています。長い記事の場合、最初の部分に読者のお目当ての情報があるとは限らないので、内容を象徴するような画像が適宜ある事は急いでいる人にとっては足止めに良いかと思います。

動画を挿入する

動画はある程度の長さがあるので、その分滞在時間が延びます。動画は必ずしも自分の作ったものでなくても良いのです。YouTubeは簡単に動画をシェアできるようになっていますし、Wordpressであれば、動画を記事上に貼ることも簡単です。

滞在時間だけを考えれば最も手軽な方法になります。但し、サイトからの離脱も誘発してしまうので、注意点があります。

動画の画面が小さすぎない

動画の画面が小さすぎると内容が分かりにくく、書いてある文字が読めないなど不満が出てきます。そうするとYouTubeの方で見た方が良いと思います。ですから、サイドバーがあり、本文の幅が狭い場合は気をつけましょう

YouTubeの動画再生の設定をする

YouTubeにはプレイボタンや動画の自動再生や再生位置の指定や音声をミュートするなどの設定を行うことが出来ます。
動画が貼ってあっても再生してくれるとは限りません。しかし、上部に配置し興味深い内容であれば、自動再生も良いかもしれません。但し音声をいきなり直してしまうと、どういう環境で再生されるか分からないので、困る人も多いでしょう。ですから音声はミュートにしておくのが良いと思います。
記事の内容に直接関連がある位置を指定しておくことが出来ます。
コントロールボタンを出さないようにしたりタイトルなどを表示しないなどの設定も可能です。

しかし、コードを少し修正する必要があります。

WordPressにYouTubeの貼り付ける時に効果的な設定方法

WordPressにYouTubeの貼り付ける時に効果的な設定方法」では詳しく説明していますので、ぜひ一度ご覧になって下さい。

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